したいことがあるのに、なぜそこへ時間を使えなくなるのか。自分自身の仕事や活動を題材に、何に時間を使っているのかを記録し、減らせるものを実際に試しています。
答えを先に決めるのではなく、現実に起きていることから確かめている活動です。
01 / ORIGIN
始まりは、
自分の時間でした。
何かをしたいと思っても、実際にはそのことだけをしていられるわけではありません。
調べる。探す。整理する。確認する。作り直す。前に決めたことをもう一度考える。仕事やWeb、資料づくり、画像制作などを続ける中で、そうした周辺の作業に多くの時間を使っていることに気づきました。
そこでまず、自分が実際に何へ時間を使ってきたのかを、過去の記録から確かめ始めました。

02 / QUESTION
したいことがある。
でも、そのことへ時間を使えていない。
その間には、何があるのか。
したかったこと
本来したかったことをする。
その周り
そのために必要な調査、整理、確認、制作、管理などが生まれる。
繰り返し
同じ周辺作業を何度も繰り返すと、少しずつ時間が使われていく。
見ること
その中に、減らせるものはないかを確かめる。
03 / OBSERVATION
難しいことより、
繰り返していることを見る。
一度だけ必要な難しい作業より、簡単でも何度も繰り返している作業の方が、長い目では多くの時間を使うことがあります。
今は、完成した成果物だけではなく、そこへ到達するまでに何度作り直したか、何度探し直したか、何度確認し直したかという過程も記録しています。

01
探し直す
最新版や正本、以前の判断、必要な情報をもう一度探す。
02
考え直す
一度決めた実装や構造を、別の成果物で再び判断する。
03
作り直す
画像、資料、HTML、CSSなどで、同じ種類の修正を繰り返す。
04
調べ直す
すでに存在する情報を、AIを含めてもう一度検索し、読み、照合し、理解し直す。
04 / BOUNDARY
すべてを、
なくそうとはしていません。
活動のために必要な準備や調査、確認まで、すべて無駄だとは考えていません。人が行う方がよいことも、今は解決できないこともあります。
見ているのは、その中で何度も時間を使い続けているものと、実際に減らせるものです。

必要なもの活動の一部として、そのまま行う。
減らせないもの無理に仕組みにしない。
減らせる反復毎回ゼロからやらなくてよい仕組みに変え、実際に時間が戻るか試す。
05 / MAKE A WAY
繰り返していることを、
仕組みに変える。
何度も同じことをしていると分かったら、そのすべてを我慢して続けるのではなく、減らせる方法を考えます。
判断の基準を残す。以前つくったものを次にも使えるようにする。手順を決める。情報を整理して残す。必要ならAIや自動化を使う。場合によっては、そもそもやらない方法を選ぶこともあります。
ここでいう「仕組み」は、大きなソフトウェアだけを指していません。毎回ゼロから考えたり、同じ作業を繰り返したりしなくてよい状態をつくることです。
ただし、仕組みをつくること自体は目的ではありません。つくった仕組みを維持するために、かえって時間を使い続けるなら、その仕組みも見直します。

見る
何に時間を使っているのか。
見つける
何度も繰り返していることは何か。
仕組みにする
毎回ゼロからやらなくてよい形にできるか。
使ってみる
実際の仕事や活動の中で使う。
確かめる
本来したかったことに使える時間が増えたか。
仕組みをつくったかではなく、
したかったことに使える時間が増えたか。
06 / FIRST EXAMPLE
世界観を残すことで、
毎回ゼロから考える時間は減るか。
一つ目に見ているのが、画像制作から生まれた「WORLD」です。
仕事で提案書や資料をつくる中で、画像を使う機会が増えていきました。
そのたびに人物の雰囲気を考え、世界観を合わせ、できあがった画像を確認し、違えばまた直す。同じようなことを何度も繰り返していました。
そこで、以前つくった人物や世界観、表現の条件、うまくいかなかったことを残し、次の制作でも使えるようにしていきました。その積み重ねから生まれたのが、今も描き続けているWORLDです。

はじまり
提案書や資料で使う画像をつくる。
繰り返していたこと
人物や世界観のずれを確認し、直し、もう一度つくる。
試していること
以前つくった人物や世界観、表現の条件、うまくいかなかったことを残し、次の制作へつなぐ。
実際に生まれたもの
人物や世界観、表現の条件などを、次の制作でも使える形で残すようになった。
これから確かめること
本当に制作の往復が減り、したかったことに使える時間が増えたか。
WORLDはそれ自体が一つの活動です。同時に、毎回一から考え直す時間を減らせるのかを確かめる、私自身の実践の一つでもあります。
本当に時間が減ったのかは、まだ確認している途中です。世界観を残すための管理に時間を使いすぎれば、それが新しい負担になるかもしれません。
だから、仕組みをつくったことではなく、
本来したかったことに使える時間が増えたかを見ています。
07 / NOW
今も、
自分の現実から調べています。
この活動は、完成した方法を教えるために始めたものではありません。現在も、自分の仕事や活動の履歴から、時間を使っていた反復を一つずつ回収している途中です。
何を変えたら本当に時間が戻るのか。仕組みにした方がよいものと、しない方がよいものは何か。実際に試した結果を見ながら確かめていきます。
現在地
過去の履歴から、繰り返し時間を使っていたことを回収しています。まだ、どれから減らすのがよいかも、最終的な方法も決めていません。WORLDでは、世界観を継続して使うことで制作の往復が実際に減るかを、最初の実践の一つとして見ていきます。
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